エッセンシャルオイルとは植物に含まれる有機化合物で、揮発性の芳香物質(香り成分)を含んでいます。
香りが良いだけでなく、体や心に独自の作用を持っています。
エッセンシャルオイルとは、植物に含まれる有機化合物で、揮発性の芳香物質(香り成分)を含んでいます。日本語で精油と呼ばれ、オイルや油と表現されますが、いわゆる油ではありません。水には溶けにくく、油やアルコールに溶けやすい性質があります。人工的に合成した物質やアルコールで希釈していない100%天然成分のものだけがエッセンシャルオイル(精油)と呼ばれます。
香りの素であるエッセンシャルオイルは、植物の花や葉などに0.01~0.2%しか含まれておらず、大量の原料からごく少量しかとることができない、大変貴重な物質です。
エッセンシャルオイルは香りが良いだけでなく、体や心に独自の作用を持っています。それを利用したのがアロマテラピーと呼ばれる療法で、西洋では古くから医療の一環として用いられてきました。
当サイトで販売しているエッセンシャルオイルは、その貴重な物の中にあって、さらにオーガニック認定を受けたものばかりです。つまり、有機農法での栽培中も取り出すときも、農薬や安定剤などの化学物質が一切混入することのない、安心して使用できる高品質のエッセンシャルオイルです。
スペイン産オーガニック
1ml(300円)/3ml(470円)
ユーカリグロブルスの香りは心に刺激を与え、 また、去痰、血糖降下、解熱、鎮痙、抗ウィルスやデオドラント、殺菌、殺虫の効果があると言われています。
オーストラリア産オーガニック
1ml(310円)/3ml(480円)
ティートゥリーの香りは刺激の作用を持ち、また、強心、去痰、抗ウィルス、抗感染や免疫賦活、瘢痕形成、殺菌作用があると言われています。
ティートリーには抗菌作用を持つモノテルペンアルコール類50%、モノテルペン炭化水素類30%、酸化物質5%が含まれており、細菌やウイルス、真菌に有効で、優れた消毒、殺菌剤として使われています。
ブルガリア産オーガニック
1ml(340円)/3ml(570円)
ラベンダーブルガリアンの香りは抗うつ、鎮静の作用を持ち、
また、強心、血圧降下、抗ウィルス、鎮痛、鎮痙や細胞成長促進、デオドラント、抗菌、抗真菌の効果があると言われています。
ラベンダーの精油には酢酸リナリルという成分が含まれていて、これに神経系を鎮静させる生理活性物質セロトニンを分泌させる働きがあるためです。
ネパール産オーガニック
1ml(297円)/3ml(438円)
レモングラスの香りは抗うつ、刺激の作用を持ち、 また、強壮、消化促進、利尿やデオドラント、抗菌、抗真菌、消毒の効果があると言われています。
イタリア産オーガニック
1ml(290円)/3ml(430円)
オレンジスイートの香りは抗うつ、鎮静の作用を持ち、 また、強壮、解熱、健胃、消化促進、食欲増進や消毒の効果があると言われています。
ネパール産オーガニック
1ml(330円)/3ml(540円)
パルマローザの香りは鎮静の作用を持ち、 また、解熱、抗アレルギー、抗ウィルス、免疫調整や細胞成長促進、抗菌、抗真菌の効果があると言われています。
南アフリカ産オーガニック
1ml(360円)/3ml(620円)
ペパーミントの香りは刺激、鎮静の作用を持ち、 また、強心、去痰、解熱、消炎、頭脳明晰や収斂、消毒、抗菌の効果があると言われています。
エジプト産オーガニック
1ml(340円)/3ml(580円)
プチグレインの香りは抗うつ、鎮静、鎮痛の作用を持ち、 また、血圧降下、消炎やデオドラント、抗菌、抗真菌の効果があると言われています。
マダガスカル産オーガニック
1ml(420円)/3ml(800円)
イランイランの香りは抗うつ、催淫、鎮静の作用を持ち、 また、血圧降下、ホルモンバランス調整や皮脂産生抑制の効果があると言われています。
芳香浴アロマディフューザー(芳香器)やアロマランプなどを使ってお部屋に香りをくゆらせます。気分やお好みに合わせて、様々な香りをお楽しみいただけます。エッセンシャルオイルをブレンドすると香りがさらに奥深くなります。
お風呂に湯船に数滴(1~5滴)落として香りを楽しみます。オイルに混ぜてくわえるとバスオイルになります。
エッセンシャルオイルのドロッパーは、大抵1滴が50μlになるよう作られています。50μlは0.05mlですから、20滴で1mlになります。
マッサージオイルにマッサージオイルに加えることにより、マッサージの効果が上がり、リラックス感を得ることができます。血行を良くしたり、皮膚の再生を助ける作用を持つものもありますが、効果を期待してたくさん入れることのないよう気を付けましょう。エッセンシャルオイルの濃度は1%以下になるよう調節します。
手作り化粧品に化粧水やクリームを手作りした時に香りとして加えます。 香水として・・・もともと香水はエッセンシャルオイルの組み合わせが基本です。練香水にしたり、アルコールに溶かしてスカートのすそにつけたりして楽しめます。
その他、エッセンシャルオイルを入れた水やお湯にタオルなどを浸し、体に当てて湿布をしたり、重層クレンザーや石けんシャンプーに加えたり、サシェにしみこませて香りを持ち歩いたりと、楽しみ方は無限にあります。
エッセンシャルオイルはとてもデリケート。直射日光や温度、湿度、酸素によって香りや色が変化しやすいので、茶色や青い色のついた光を通さない遮光瓶に入れて、光の当たらない涼しいところで保管してください。冷蔵庫での保管もおすすめです。
また、揮発しやすいので、使用後はしっかりとふたを閉めて、ボトルは立ててしまっておきましょう。
妊娠中の方は過敏な体質になっていることがあるので、濃度を守って注意してお使いください。低濃度の使用による重大な事故の報告は今のところありません。
三歳未満の乳幼児は体重が少なく、エッセンシャルオイルの効果が出やすいので、濃度を抑えて使用してください。香りをかぐこと以外の方法は、あまりすすめられていません。
エッセンシャルオイルを直接皮膚に塗らないでください刺激が強く、また香りも強すぎて気分が悪くなることがあります。
直射日光に当たるときは光毒性のあるエッセンシャルオイルの使用を控えてください。光毒性とは、一部のエッセンシャルオイルの持つ特性で、皮膚に塗って強い直射日光や紫外線に当たると、皮膚炎を起こすことを言います。光毒性の素となる成分はベルガプテンで、ベルガモットやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系のエッセンシャルオイルに含まれています。
ポプリ用芳香剤などとして売られている香りは合成のもので、天然のエッセンシャルオイルではありません。お買い求めになるときには、本物のエッセンシャルオイルであるかどうかよく確かめましょう。
水蒸気蒸留法過敏な体質になっていることがあるので、濃度を守って注蒸留釜に原料を詰めて水蒸気を吹き込んだり、釜に水を入れて煮沸して、揮発してくる物質を取りだす方法で、もっとも一般的に行われています。意してお使いください。低濃度の使用による重大な事故の報告は今のところありません。
圧搾法柑橘系の果皮から精油を抽出する方法で、圧力をかけるだけで簡単に精油を取り出すことができます。
溶剤抽出法熱に弱い成分を取り出すときに使われる方 法で、溶出釜に入れた原料をヘキサンなどの揮発性溶剤に漬けこみ、成分を溶剤に吸着させてから溶剤を揮発させて取り出します。
油脂吸着法ガラスを取り付けた箱に原料の花などを敷 き詰め、ガラス面に牛脂や豚脂を塗りつけて2~4日間放置します。芳香成分を油に吸着させた後、油をアルコールで溶かしてアルコールに芳香成分を移し、アルコールを揮発させて成分を取り出します。